▼宗教国家ルベリオ
七王統治国の一つ。行政より宗教によって統一されている宗教国家。そのため宗教の仕来りなどで政治の政策や年中行事などが決まることが多い。信仰宗教は「天界十二神信仰(てんかいじゅうにしんしんこう)」でその中でも「創造の神」と「死の神」を信仰している。創造の神は東端に位置する「生の丘(せいのおか)」、死の神は西端に位置する「死の丘(しのおか)」を拠点として信仰されている。全世界で使用されている「魔法」発祥の地と言われている。
*天界十二神信仰
天界十二神を信仰の対象にしている宗教 。昔はセウスアストラの国々で盛んに信仰されていたが、現代では衰退の一途を辿り、魔界では一貫してルベリオのみ信仰している。天界と敵対している魔界のルベリオでなぜ信仰されているのは、創造の神と死の神が「魔界宗教」の魔神たちの産みの親とされているからだとか。
【ルベリオ 登場人物】
▼七王 ディスタ
種族:古竜族
宗教国家「ルベリオ」の教祖であり、七王としては最古参。
黒魔法の名手であり古竜族の重鎮であるが、仮面を常に付けているので素顔を知る者は少ない。魔王とは第四次天魔大戦以降国交断絶中であるが、国民からは大戦から守ってくれたとして信頼はとても高い。
▼ルベリオ宰相 シーロ
種族:獣人(タイプ:羊)
▼外交長官 イアン
種族:住人(タイプ:キツネ×ヤギのダブル)
【葬送】
一般的に黒い花を供えて教会で葬儀を行い、親族と神父が先導して埋葬される。ルベリオでは葬儀後に親族、神父に加えて葬儀屋が先導し、町中を練り歩いてから「死の丘」に埋葬される。練り歩く際に国民は黒い花を撒き、共に見送るのが慣わしとなっている。このことからも、ルベリオでは生と同様に死も大切にする文化が他国に比べて強いことが伺える。
*黒い花(象徴花:クロノヒナゲシ)
他の世界では「死」を連想させるとしてあまり好まれないが、魔界では「何にも染まらず己の道を貫き通す」という意味があるため最高の賛辞であり礼儀でもある。葬送を始めた頃にクロノヒナゲシが使用されたことから黒い花はよい花とされ、様々な機会で使用されるようになった。
*花摘み
魔界のみであるが「花摘み」=「首狩り」という意味にあたる。クロノヒナゲシを咲かせた第四使徒による伝承からこの意味で使われている。
【死の丘】
西端の丘一帯の名称。丘の中央教会では死の神を祀っており、歴代の七王が安置されている。「死する時はみな平等」とう思想のもと、その他の階級はみな平等に丘に安置され、逆十字架の大きさで階級を表している。
*逆十字架
葬送文化がない遥か大昔に第二使徒(葬送発案者)が葬送で使用していたことから広まった。本当は本人の勘違いで逆向きに使っていたのだが、逆と知っていた者が「天界に対する反逆心」=「魔界住人としてのシンボル」と解釈したことから急速に広まった。現在では魔界の各所で逆十字架が使われている。
【葬儀屋協会】
第二次天魔大戦終戦後、戦地となった天界と魔界の狭間では奇妙な出来事が発生されていた。怪奇現象が多く発生し、平和条約における天界と魔界における交流にも支障が発生していた。 様々な調査を行った結果、戦地となっていた狭間界隈には大戦により亡くなった多くの魂があてもなく彷徨い続け、様々な災いを起こす犯人だと発覚。早急な対応を求められた時、宗教国家ルベリオより一台の蒸気機関車が発車する。さ迷える全ての魂を帰還させるべく発車した「葬送列車」、特別編成された葬儀屋チームは葬送列車に乗り込み、狭間を駆け巡っている。
▼発足経緯
→comingsoon
▼葬送列車
→comingsoon
▼葬儀屋
悪霊と化した魂たちに対抗するべく、本名を使わず愛称で呼び合う。
・リリー
種族:悪精霊
出身:ワイドナー
・クロウ
種族:キメラ(悪魔×カラス)
出身:アファトゥンベルド
・アマルナ
種族:シャドナー
出身:サデュロ
▼葬送列車車掌
・ラグナロ(長男)
種族:シャドナー
出身:サデュロ
運転士兼葬送列車管理責任者。素顔を滅多に見せず寡黙。弟たちを優しく見守っている。
・リザル(次男)
種族:シャドナー
出身:サデュロ
客室、葬儀屋室におけるお世話担当。
・ルルロイ(三男)
種族:シャドナー
出身:サデュロ
車掌歴一年目の新米。リザルの助手。
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